選挙

学級委員の事にはもう一切ふれずに送り出した昨日の朝。

 

夕方、帰宅している息子に何て声を掛けようか迷う。

  

「新しいクラスどう?提出書類とかあったら見せてよ」

他愛のない話から振ってみたけど、学級委員の事は言わない。

 

「立候補、どうした?」ストレートに聞いてみた。

 

「先生がね、自信ないって思っても、やってみる事が大事って言ったからボク立候補した。選挙ってこういう事かってわかったよ。」

 

そうなんだ。聞けば29人のクラスのうち、先生の励ましで立候補したのは14人もいたそう。

 

「で、あなたに投票してくれたのは何人?」

「うーんとね‥、一人!」

 

ドンマイ!!!息子!