悔しさ

6年生が引退して、新しいチーム編成となった息子のバスケチーム。

 

試合を前に、レギュラーメンバーが発表された。

 

息子はギリギリ、メンバー入り。

後から入った子の方が若い背番号をもらっているし、多分お情けで入れてくれたのだと思う。

 

「ここで頑張らないと、すぐに応援メンバーと入れ替わりだね。チャンスをあげるから頑張れ!っていうコーチの気持ちじゃない?」

うん、って力強くうなづいてちょっとやる気の息子。

 

そして昨日の試合。

どの試合も接戦で、ベストメンバーで戦いたい。

いつもは短い時間でも必ず試合に出してくれるのだけど、今日は息子だけ出場する機会がなかった。

 

帰り際、コーチに声を掛けられてた息子。

車の中で「さっき、何て言われてたの?」って聞いてみた。

「出してあげられなくてゴメンな、って」

 

「何て答えたの?」

「大丈夫ですって言った」

「ふーん。悔しい?」って聞きながら後部座席を振り返ったら、息子の目が潤んでた。

 

そっか、悔しいよね。そういう気持ちを味わうこともコーチの想いの一つなのかな。

発奮してガンバレ!みんなが応援してるよ。