アントキノイノチ

 

アントキノイノチ

アントキノイノチ

 

 重いテーマに何度も読みつかえたり、涙したり、自分の過去を辿ってみたり‥

 

高校生活で負った心の傷を抱えながら、遺品整理の会社で見習いをする青年。

それぞれの凄惨な現場と、人が迎える最期の時。

故人の思いに寄り添って部屋を片付ける。命の価値について考える。

 

私が福祉の世界に入ったきっかけもまた、命について悩み、考え、

「人生の最期」に向き合う仕事につきたいと思ったからだったなと思い出した。