ピザをはんぶんこ

夕飯の支度をしていたら、チャイムがなった

先日息子が困っていたときに助けて下さった女性だった

あの日はバタバタしていて、ちゃんと挨拶できずに別れたため、用事を済ませた後、改めて果物を持ってお礼のご挨拶に伺っていた

その事で恐縮され「私が出しゃばったから気を遣わせちゃって。。」と気にしておられたとの事

「それでね、ピザを貰ったのだけど、うちは私と孫と二人暮らしなの。食べきれないからお宅と半分こしようと思って」

ちょっとはにかみながら、ピザを差し出される

「助けて頂いて、本当に感謝しているんです。引っ越してきてからまだ近所に親しい人がいなくて、困った時にちょっとお願いって言える人がいないもので」

「いつでも言ってちょうだいね」

「ありがとうございます。お互いに。私たちも力になれる事があったらやりますのでおっしゃってください」

「ありがとう、主人はいるんだけどたまにしか来なくてね。。」ちょっと涙ぐんでおられた

 

築40年位のボロ団地。いろんな事情を抱えた住人が、わりと孤立して暮らしている

これも大切なご縁、助けあっていきましょうね