痛い話

私より少し年上の同僚ママさんが、手首に包帯ぐるぐる巻きで出勤してきた

聞くと、仕事終わって子どもを学童保育に迎えに行く時、転んだのだそう・・

 

「クタクタでさ、考え事してたら、普通に歩いてて転んだんだよ!恥ずかし過ぎてすぐに立ちあがったけど、骨にヒビがはいってたよ」

・・それってさ、無理し過ぎて疲れてるんだと思う。この人、朝4時に起きて家族のお弁当作って、フルタイム働いて、夜も子どものスポーツの練習に付き合っておられる

 

息子が小さかった頃を思い出した

生後まもなくの頃、寝不足でぼーっとしながら夕飯を作っていて、スライサーで親指をざっくり切ってしまったことがあった

爪半分くらいめくれあがって、血が半端なく出る

自分で処置しようとするが、利き手の怪我なので絆創膏もうまく貼れない

めっちゃ痛いし、産まれたばかりの息子を抱いて、近所の外科に駆け込んだ

おじいちゃん先生でとても優しく、どこか頼る気持ちがあったのかな?消毒とガーゼ交換のためだけに何度も通った。(最後は先生から、もう来なくていいと思うよって言われた^^)

 

その直後に息子の1カ月健診があり、出産した病院へ

「お母さんの血圧がすごく高いけど、眠れてる?」って、先生

「あの、泣いてばかりであんまり寝てくれなくて。。」

「そうか、でも体重はしっかり増えてるよ、お母さん頑張ったね!」

もうその言葉ですでに涙がじわっときていた

「手の怪我はどうしたの?」

「実はかくかくしかじかで・・傷を濡らさないように赤ちゃんお風呂に入れるのとかすごく大変で・・」って言いながら本気で泣けてしまった

びっくりした先生は看護婦さんを呼び、別室でゆっくり私の話を聞くように手配して下さった

 

息子が少し成長してからはさらに、想像を超える行動に翻弄されて、私も自転車ごと転倒したりイロイロ寿命の縮まる思いをしたのだけど、長くなったのでまた機会があったら書くことにします