老後

老後、という事を考える

親子だから、夫婦だからってお世話したり頼り合ったりできるわけじゃない

今子どもや配偶者がいても、先立たれてしまって一人で暮らしているかもしれない

今一人で暮らしている人と、心配ごとは何ら変わらない

戸籍上の家族だからとか、そんな枠を超えた繋がりで支え合っていきたい

自分が長く高齢者福祉の現場で働いてきたり、現在障害者施設で働いているから余計にそう思うのかもしれない

お金を持っていても、家族のために必死で働いてきた人であっても、最期は施設で家族と離れてという人を沢山みてきた

職員からすれば、どんな人生を送ってこられても、最後にここで出会ったのはご縁、仲間として、残された日々を心地よく、穏やかに楽しく共に過ごしましょうという気持ちだった

障害のある子を授かり、面倒のみれる限りは親として、出来る限りの愛情をそそぎ育てる。でも最後まで守ってやれるとは限らない。自分亡き後、この子をどうか愛情をもって見守り、寄り添って欲しいというのがほとんどの親の願いだ

困ったり、悩んでいる人に寄り添い、手伝い、そこに幸せを感じるという共通の価値観を持つなかまと繋がり合い、自分が動ける間はずっと誰かの役に立っていたいなあ