バスケ

 

息子が地域のミニバスケットボールチームに入りたいと言い出した。

「いいかもね」と言いながら、頭の中では不安がつぎつぎ浮かんでしまう。ルールを理解できるのか、チームプレーなんて最も苦手なことなんじゃないのか…

とりあえず、体験に参加。案の定、一緒に参加したどの子よりもできていない。たぶん、手の感覚がみんなとちょっと違うんだと思う。鉛筆を持つのも、何度練習しても独特の持ち方をしてしまうし、筆圧も弱い。

長くチームにいる子の練習を見ていると、相手の動きを見て先を読め、みたいなことを言われている。自閉傾向の子は、相手の思いを推し量る、とか、先をよんで今の行動を変えるなんてことがとても苦手。うーん、大丈夫かな、息子。

体験の最後にミニゲームがあった。息子は嬉しそうにぴょんぴょん跳ねるように駆け回り、パスを欲しがったりしている。パスをもらうとそのまま持って走り出して笑われたりしていたが、楽しくてたまらないのは充分伝わる。

心配だからやらせない、っていうのはいけないなあ。あなたには無理だよなんて言えない。

やってみて、何かにぶつかってから一緒に考えていくことにしようか。